八剣山(2007年6月2日)

南口コース


 札幌市街から定山渓に向かう国道230号線を簾舞で右にまがると 八剣山トンネルが見えその手前を左に入ったところに南登山口がある。(結構わかりづらい。) 登山口は3つあるが、この南登山口から登る人が多いようだ。(写真左)  日の出前に現地到着し車内で待機、東の空が白み始めてきた頃から登り始めた。最初から急登がつづき、息を切らす状態だったが、行程は長くないとあらかじめわかっていたので気持ちは楽だった。

 しばらく行くと右手が崖になっている細い道が現れた。おそるおそる進むと、そのうち左手に巨大な岩塔が見え最初これが頂上だと思っていたが、実は八剣山の背ビレ(?)の一番後ろの部分であった。
 切り立った岩場を登っていくと一気に展望が開け、東の空に朝日が現れた。(写真右) 手軽にご来光登山(?)ができる市内のこの山はとてもよいと感じたが、暗いうちに登るのは非常に危険だ。登山開始は日の出30分前くらいが限界であろう。

 もうすぐ頂上だ。岩塔の細い峰をなるべく下を見ないように歩いていくが、ものすごく切り立っていて風が強ければ落ちてしまいそうなくらい怖い。

 西登山口ルートと合流するとやっと頂上に到着だ。西のかなたに見える残雪の山は余市岳であろうか。いつかは登ってやろうと心に決め、しばしの休憩をとる。朝日を眺めながらのスポーツドリンクは格別であった。

 札幌岳方面を見たところ。 下方に伸びる道路は国道230号線である。

(八剣山 2007年6月2日)
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