手稲山 1,023m (2007年7月8日)

平和の滝コース


 手稲山は札幌の西側に鎮座し、市内であればどこからでも望む事ができる。
頂上に林立する電波塔群があるので見誤ることはないだろう。
写真はある初夏の日に札幌市内から見た手稲山の夕暮れだ。

 登山道は3つありが今回は南面の平和の滝コースを取ることとした。平和の滝入口には広い駐車場があるのだが週末になると大分混雑していて道路にまで車があふれ出す状態であった。
写真は駐車場から階段を下ったところにある平和の滝。

 登山口を入ってしばらく渓流の音を左側に聞きながら登っていく。
渓流の音に誘われて横道に入り少し歩くと琴似発寒川の清流が心地よいマイナスイオンを供給してくれた。

 登山口から布敷の滝までは比較的緩やかな山道を歩いていく。時々渓流を渡る箇所に出るが靴をぬらすことはなかった。
写真は中途にある布敷の滝であるが倒木が滝の上に覆い被さっていて写真としてはちょっと風情にかけてしまう。

 布敷の滝からはいよいよ急登が始まる。アップダウンもあるので適度な登山気分を味わえるが、この坂道で安心していると、目の前に大きなガレ場が現れ、予想以上につらい登りを強いられるので注意が必要だ。
赤いペンキが岩に塗ってあるのだが下ばかり見ていると目印を見失ってしまいそうだ。

 急な坂道を我慢しながら登っていくとやっとなだらかな台地のような部分に出、ここからしばらく歩いて少し登ると大きなケルンが見えてくる。

 ケルンを越え車道に出てしばらく歩くと山頂となります。
この時は札幌市街は雲海の下だったが遠方には増毛連山を望むことができた。

 一等三角点のある展望台から西側に目をやると羊蹄山も見ることができた。
やや右奥の円錐形の山が羊蹄山だ。

(手稲山 2007年7月8日)
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