女郎子岩

積丹岬からシララの小路と呼ばれる山道を1時間ほど歩くと、女郎子岩という奇岩を見ることができた。ブルーの海に立つ女性的な形の岩が何とも美しく見えた。
伝説によると、源義経がここを訪れた際に酋長の娘シララ姫と恋仲となり、いよいよ別れの時がくるとシララ姫は涙ながらに義経を追いかけたが大波にのまれて命を落としてしまう。その直後にこの岩が海に姿を現した。誰しもがシララ姫の化身と信じ、いつしか女郎子岩と呼ばれるようになった・・・とのことだ。
神威岬のチャレンカの小路も同じような義経にまつわる伝説があったはずだ。義経はなんとも女泣かせな男である。

近くの看板。

(積丹町 2009年7月12日)
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