北鎮岳より黒岳方面

北鎮分岐に戻ってザックを背負うと、その重さがなお一層重く感じられた。分岐から東側にはかなり急な大きな雪渓が残っており、地面の赤土のために登山者による赤い道が形成されていた。この雪渓のことは事前の情報で知っていたため僕は軽アイゼンを持参していた。しかしそれほど大変な道ではなかったし何よりも軽アイゼンをザックから取り出す作業が面倒だった。結果的にせっかく持ってきた軽アイゼンは使うことがなかった。

(上川町 2012年7月15日)
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