初夏の海沿いを往く

夕日を浴びて、海岸を走る優駿浪漫。
日高本線の大狩部駅に北側には小高い丘があり草木はボウボウに生えているが何とか登ることができる。 ここからは晴れていると遠くの海まで見渡せ実に眺めがよい。 列車の正面に日が廻るのは夏の午後だけだが、冬にこんな丘に登る気には到底ならないから都合はいい。

この日も大狩部駅で乗降する客は一人もおらず、列車は夕日を浴びながら静かに厚賀駅に向かって走り出した。

(新ひだか町 2008年5月16日)
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