銀河降る夜に

日が沈むとあたりはみるみる濃紺の帳に包まれ、光の灯ったテントがまるでアイスキャンドルのようだった。 頭上には、残照の地平線から立ちのぼった天の川が、壮大な夜の訪れを告げていた。

(上川町 2013年9月22日)
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