ハルニレの木

恐ろしいほど鮮やかな夕焼けを写真家たちは「世界の終わり」と表現するのだそうだ。
日没後30分で帰途につこうと思ったとたん、急に空全体が頭上まで真っ赤に染まった。
だだっ広い原っぱの真ん中で、世界の終わりを感じずにはいられなかった。

(豊頃町 2005年8月28日)
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