札幌岳 1,293m (2010年6月12日)

冷水沢コース


北海道で今年初の真夏日となった日、近隣の札幌岳に登ることとした。
登山道に着いたのは朝の5時半頃であったが駐車場には車は止まっていなかった。事前情報で登山道には雪が残っているとのことであったため、軽アイゼンを持参したが結局使うことはなかった。
写真は登山道で早速見かけた、エゾハルゼミ君の抜け殻。

登山道には沢山の花が咲いていた。スミレの類が目立つがニリンソウ、サンカヨウ、ヤチブキなど多種多様だ。写真は登山道で見かけたレイジンソウ。

冷水小屋を越えると登りが急になるがこれはガイドブック通りだ。水分補給をしながら登り続ける。途中から雪が残る原っぱ(?)に出るが、ここからの眺めは最高だ。余市岳は山頂からは望むことが出来ないがここからはその雄姿を充分に堪能することが出来る。
雪残る登山道より余市岳を望む。

いったん雪原に出ると、それから先の夏道を探すのが至難の業であった。運よく高校生(と引率の教師)と思われる一行に出会い、彼らとともに山頂にたどり着くことが出来た。写真は札幌岳山頂にて羊蹄山と無意根山を望む。


札幌岳山頂より無意根山をアップで撮影。

高校生の一行はそのまま空沼岳に向けて縦走していった。僕も是非!と思ったが車を置いてきているし食料や水分の準備も不安だったためあきらめた。以前読んだ本では縦走道は充分に整備されていないため歩行が困難であると書かれていた。一人では無理かもしれないが今度こそ縦走してみたいものだ。写真は登山道に咲いていたヒメイチゲ。

登山道ではいたるところで蝶が舞っていた。紫っぽい蝶も飛んでいたのだが撮影は不可能であった。写真は運よく開翅接写が可能だったサカハチチョウ君(春型)。

札幌岳中腹より余市岳を望む。

山頂にあった石碑。

(札幌岳 2010年6月12日)
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